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先月から体調を崩しておりました。
原因不明で突然首の後ろのリンパが4cmほど腫れました。
そのせいで耳と喉にも痛みがありました。

病院を数回訪れ、先生を変え、病院をも変えましたが、
処方された薬は全く効かず(途中から薬は飲まなくなりました)
精密検査までして異常なしでした。

現在は少しずつ体調も回復し、しこりも小さくなりましたが、
この1ヶ月は病院と整体通いでした。

さて、この首の腫れは右側だけでした。
そして身体の右側だけが異様に硬くなり、毎日ストレッチしても
追いつかないくらいの速さでガチガチになっていました。

どちらかというと身体が柔らかい方ですが、それでも
自分で感じる身体の硬さには驚くばかり。

それでも身体が硬い人はストレッチするときにどう感じるているのか、
硬さが原因でポーズをとるときにどこに負担を感じるかなど、
日頃は想像しかできない人の感じている問題を実感できたことは
有難かったです。

また、不調でありながらも次女の夜泣きに毎晩抱っこ抱っこで
腰もガチガチになり、ぴりぴり痛みさえ感じておりました。

タイミング良く、インドからの船便が到着し、
ポールが出てきたので、ひたすらピラサージュ(笑)

ピラティスだけでは物足りないと感じる
身体のほぐしやストレッチを入念に行い、
身体と対話しながらの時間は元気だとそこまで意識しないことも
意識するので大変貴重な時間でした。

そして数日前、突然耳から水が何度も出て、その度にしこりが小さく
なっていき、体調も良くなってきました。

私の診断:リンパが何らかの菌に侵され、炎症。水が溜まり、それが
耳を通じて出てきた。

それはさておき、

この不調な一ヶ月を改めて振り返り思ったことがあります。

あ、前置きが長くてすみませんw

インストラクターというと、なんとなくイメージが

身体が柔らかい
バランス取れた美しいプロポーション
運動が得意
身体の不具合が一切ない


って感じだと思うのです。
これはピラティスに限らずヨガでも!

でも特にピラティスは身体に不調があって、
それが例えば、病院通いの必要がなかったり、
慢性すぎて薬が効かないなど
身体の違和感や痛みを治したい人も多く参加します。


だからこそ、例えば自分が腰痛持ちだったり、座骨神経痛だったり、
ずっと身体がだるくて体力がなかったり、膝が痛かったり、

そういう不調からピラティスを通じて回復された方に
ぜひインストラクターになってもらいたいなぁと思いました。

やはり想像するのと実際に体験するのは別物。

実体験された方の言葉にはその分の重みと信頼性があります。

自分の腰痛を治したいという理由でインストラクターコースを受講
されるのもいいと思います。

今回の病院通いで感じたのは、

やはり自分の身体の主治医は自分なのです。

一番よく分かるのも自分なのです。

だからこそ、身体の仕組み、なぜ腰痛になるかをしっかり理解し、
予防医療としてピラティスやピラサージュを取り入れるのもいいと思います。

そして、自分が治った実体験を生かし、
同じように苦しんでいる人たちに教え伝えられたら、
その人たちの手助けができたら、
素晴らしいと思いませんか?

私は今回、ずいぶんと長い間治らずに不調であった自分の身体と
向き合い、また少しインストラクターとして何ができるかについて
考えさせられました。

病気は不自然な自分を自然な状態に戻そうとする身体の反応とヨガの
沖先生はおっしゃっています。

病気はそういう自分に気付くきっかけを与えてくれたと感謝し、
また当たり前の今の生活に感謝する気持ちを育んでくれました。

インストラクター=病気知らず

ではありません。

だから体調崩しやすい、怪我した、腰痛持ち、身体が硬い、運動音痴、

でもインストラクターとして活躍できます。

まずはピラティスレッスンに参加し、そういう自分とおさらばしましょう!