本日 11 人 - 昨日 51 人 - 累計 91235 人
今年の夏に東京にて開催予定としていた
インストラクター養成コースですが、
日本帰国のめどが立たないため、
一旦、開催を見合わせる方向になりました。

楽しみにしていてくださった皆さまには
本当にご迷惑をおかけします。

日本帰国の予定が決まり次第、
再度養成コースの日程調整を検討いたします。

最新情報はこちらのサイトまたは
FBファンページ:ピラサージュ にアップします。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

Chika


末端から中心部へ

2016年06月10日
今、読んでいる本
「なるだけ医者に頼らずに生きるために私が実践している100の習慣」

に印象的な言葉がありました。

「末端を大事にしてこそ全体が健康になる」


私はダンスでもピラティスでもヨガでもまずは中心からと教わりました。

背骨と骨盤、コア、パワーハウス、丹田の重要性、

全てはここから始まる。
幹をおろそかにして枝だけ強くても、その木は弱いであろう。

それは、自分の身体と付き合ってきて、またこの10年間ピラティスを
通して他の人たちにボディワークを提供してきて、
間違いではないことを知っています。

けれど、頭がそれだけに集中していたような気もします。

その本には、

中心(の臓器)が元気でいるためには末端が元気でなければならない。
免疫療法の1つとして手足の指を刺激する療法が提唱されている

など、末端の重要性について書かれていました。


不思議だなぁと思ったことは、ピラティスをしていて、
足りないと感じ考案したピラサージュでは、
末端(特に足)を優しくもみほぐすところからスタートします。

特に下半身を重視し、脚も含め、
ぽかぽか温まるようなマッサージを行っていました。

頭では中心から末端への意識が強かったけれど、
無意識にそれだけではダメだと感じていたのでしょう。

そしてフットリフレクソロジーとタイ古式マッサージを学び、
足を刺激する重要性を感じ組み立てたレッスン。

この本を読んで、頭では逆転の発想に驚きながらも、
どこかで「うんうん、そうだよね」と安心する部分もありました。

ピラティスは理論立てて身体について学び動きを学ぶ。
それが心地よくてヨガからピラティスに転向。

けれど、同時に上手く理論で説明できないような
古来からある民間療法にもとても惹かれていました。

前者は西洋医学、後者は東洋医学でしょうか。

どちらが良くてどちらがダメということではなく、
それぞれを上手く活用すればいいと思います。

ピラサージュでも同じように説明できる、頭で理解できることと、
説明できないけれど、身体が感じる気持ちよさの
2つを上手く取り入れてレッスンしています。

ピラティスのようにきつくないですが、
終わったあとにスッキリした感覚があります。

身体を感じることの大切さをこのクラスで
実感してもらえると嬉しいです。